福岡県の建設業許可申請代行ベストパートナーズ福岡 行政書士事務所

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産廃収集運搬機材

収集運搬車両の維持管理は、「収集・運搬基準」に密接に関連し、重要です。一方で、適切な維持管理は、機材の稼働率や効率を維持向上させ、経営にも密接に関連しています。

収集・運搬車両と維持管理

機械式ごみ収集車は、車台(シャシ)と車体(架装物又はボディ)で構成されています。シャシは単独で走行機能を持っており、道路交通安全に強く関係しているため、維持管理が法的に要求されています。架装物は、スムーズな収集・運搬作業を遂行するため、架装メーカーの推奨を基に維持管理が行われるのが一般的です。ただし、危険物を運搬するタンクローリーや不用意に使用すると人身事故につながる機械式ごみ収集車等の維持管理は、架装物であっても法的に厳しく規制されています。

収集運搬作業において、故障や事故を起こさず、当初の性能を維持して、安全で効率の良い作業をすることは大切なことです。このためには、収集運搬機材ごとに必要な点検や保全、整備を確実に実施する必要があります。

収集・運搬機材の保全と整備

収集運搬機材の故障を防ぎ、初期性能を維持して安全に使用していくには、洗車や給脂・給油及び定期的に部品交換を行うことが大切です。

①洗車

収集運搬車両の美観保持と腐食による寿命低下を予防するため、1日の作業終了時には洗車をすることが望ましいとされます。また、洗車作業を通じて不具合箇所を検出し、維持管理活動へつなげていく取組み等も期待されます。タンクローリーのように化学的に不安定な廃棄物を運搬する場合は、作業終了後タンクを洗浄することによって、異種の廃棄物の混合による可燃性ガスや有毒ガス等の発生を予防し、爆発事故や中毒事故を予防することができます。

②給脂、給油

回転や伸縮等の相対運動を行っている部分には、部品相互間の摩擦抵抗を減少させるため、通常、給脂、給油が必要です。グリースや油等の潤滑剤が不足すると部品同士が金属接触を起こし、抵抗の増大→発熱→焼き付きへと移行して、喜界としての機能を損なうことになります。したがって、機器類の効率の良い作動と耐久性を確保するためには、定められた期間で指定箇所にグリース給脂や給油(潤滑剤の補給作業)を行う必要があります。車両ごとの給脂や、給油の要領は、車両添付の取扱説明書を参照します。

③定期部品交換

収集運搬車両には、経年変化や摩耗、疲労等によって機能や強度が低下し、突然の故障で仕事ができなくなるなど、重大事故につながる部品があります。そのため、予防点検による不具合箇所の発見に加え、定期的な部品交換を行い、故障や事故の未然防止に努めることが必要です。メーカーでは、定期部品交換が必要な部品として、油圧作動油、ゴムホース、オイルフィルタ、パッキン等を挙げ、交換辞意を定めています。

安全な収集運搬のために

産業廃棄物処理業は、取り扱う廃棄物が有害であったり、作業環境が危険であったりするなど、事故が起こる危険性が高く、労働災害の発生並びに郷土率が他の産業と比べて高水準となっています。また、産業廃棄物処理業で発生した事故の型を見ると、墜落・転落、はさまれ、巻き込まれが上位を占め、起因物としては動力運搬機(収集運搬車両、フォークリフト等)が最も多くなっています。

厚生労働省の報告によりますと、労働災害は「不安全な行動」と「不安定な状態」が組み合わさったときに発生確率が高くなります。よって、これらをいかに作業環境から排除するかが安全の確保には重要であり、主な対策として、前者は作業手順の遵守、後者については整理整頓や機材の監理等が挙げられます。特に、収集運搬機材は、産業廃棄物処理業における使用状況を考えると自己の起因物となる可能性が高いため、車両を含めた機材全般について、「不安定な状態」が生じることのないよう努めなければなりません。

労働災害の発生は、状況によっては、被災者はもとより事業者、さらには排出事業者にとっても経済的、社会的損失を生じさせます。また、取り扱う廃棄物が有害物であった場合等、思わぬ環境汚染を招くこともあります。事業者並びに作業員は、産業廃棄物処理業の危険性を認識したうえで、収集運搬機材を適正に維持管理し、災害のない安全な職場環境を構築する責務があります。

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