2019年度の沖縄事務局予算は1095億円
沖縄総合事務局開発建設部は、直轄事業が693億円、補助事業が403億円、総額1095億円の2019年度予算概要をまとめました。新規事業として那覇港国際クルーズ拠点整備及び国道58号浦添北道路II期線と同後原橋架替事業が盛り込まれました。なお那覇空港滑走路増設事業は2019年度末より供用開始される予定です。
直轄事業費は道路350億円、空港166億円、治水26億円、港湾124億円、公園26億円、官庁営繕1億円の内訳です。
沖縄西海岸道路の一環である新規事業の浦添北道路II期線は、沖縄県浦添市港川~宜野湾市宇地泊の長さ2.0㎞にわたります。名護市字源河の後原橋架替区間は長さ200mです。道路工事は国道58号名護東道路、国道506号小禄道路等が継続実施されます。調査実施区間は、計画段階評価を進めるために国道329号西原道路で行われます。
那覇港の整備内容は、那覇港新港ふ頭地区における水深12m岸壁、泊地、ふ頭用地です。2019年度においては11億4000万円の予算を確保し、ケーソン製作工事やを設計が進捗します。
那覇空港滑走路増設事業の2019年度事業費は160億円で、引き続き誘導路及び滑走路新設、進入灯橋梁工事が進捗します。高架道路延伸に向けた実施設計により、那覇空港国際線ターミナル地域再編事業が進捗します。
熱帯ドリームセンター建築・老朽化施設更新、設備改修等の海洋博覧会地区における公園工事も進行します。