実務経験証明書について
実務経験証明書作成の必要の有無を確認します
「専任技術者」の要件には実務経験についての事項があります。実務経験証明書は専任技術者の実務経験の有無を確認する書面です。なお建設業法第7条第2号のハに該当する場合、原則として実務経験は必要ありません。ただし資格区分によっては必要な場合がありますので注意が必要です。
この証明書は、許可を受けようとする建設業にかかる建設工事ごとに、被証明者1人に1枚の作成が必要です。なお、ここでの実務経験とは建設工事の施工に関する技術上のすべての職務経験のことです。
一般建設業の場合
専任技術者の要件 | 実務経験証明書作成の必要の有無 |
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・指定学科卒業と実務経験に該当の場合 ・実務経験10年以上に該当の場合 |
実務経験証明書の作成が原則として必要です。 |
国家資格者および大臣特認に該当の場合 | 実務経験証明書の作成は原則不要です。 |
特定建設業の場合
専任技術者の要件 | 実務経験証明書作成の必要の有無 |
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指導監督的実務経験に該当の場合 | 実務経験証明書の作成が原則として必要です。 |
・国家資格者に該当の場合 ・大臣特認に該当の場合 |
実務経験証明書の作成は原則不要です。 |